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ブログと日記の違い。ブログを続ける考え方とは?

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最近、ブログを続けられなくなりそうになりました。
「ブログの第一の目的は『読者に満足してもらうこと』」という、ある書籍での指南に出会ったためです。
「読者がなければただ自分だけが見る日記。ブログは自分以外が見る前提のため日記ではなく情報発信ツールである」という趣旨です。納得しました。
ところが早速「読者に満足してもらうこと」という目的を最優先にしたところ、ハードルは上がり、モチベーションは下がりました。
そこで、自分なりに再考した結果、下記のように考えれば無理なく続けられ、かつ読者にも有用ではないかと考えています。

1.「書きたいこと」と「書けること」

まず、自分が猛烈に「書きたいこと」(=発信したいこと)と、自分の知識や能力で「書けること」があります。
図示すると次のようになります。
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この「書きたいこと」はすなわち、自分にとって「楽しいこと」(図に追記します)です。
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2.「楽しいけど書けないこと」は書かなくていい

書けないことは書かないほうがいいです。割り切ったほうがいいです。もし書いても、質が低く問題です。
図示すると次のようになります。
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でも、楽しくて調べて書けるようになったら話は別です。その場合は堂々と書くべきです。

3.「書けるけど楽しくないこと」も書かなくていい

本記事のポイントはここです。
自分の知識や能力で「書ける」けど、自分にとって「楽しくない」こと。これは「読者にとって嬉しい」可能性がある反面、「自分にとっては嬉しくない」です。なので「続きません」。
この罠に、わたしはハマりかけました。
そもそもブログを始めた理由は、自分が「楽しいから」ではなかったのでしょうか。この点を見失ったら続きません。
図示すると次のようになります。
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4.「書きたくて(=楽しくて)書けること」を書く!

自分が「書きたい(=楽しい)」かつ、自分の知識や能力で「書ける」こと。発信したくてウズウズします。これを書くべきですし、これならいくらでも続きます。
図示すると次のようになります。
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5. その中で「役立つ」ことをブログにする!

「書きたくて(=楽しくて)書けること」を書けば続きます。でも、それは単なる自己満足です。ブログは自己満足でいいのでしょうか?
そこで考えるのは「自分以外の役に立つか」です。
自分だけなら「日記」です。別に全世界に公開しなくてもいいです。でも他人にも役立つなら公開する意味があります。それが「ブログ」です。
「ブログ」は自分も含めて「誰かの役に立つ(可能性がある)」のです。
図示すると次のようになります。
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まとめ: 「書きたくて書けることで、役立ちそうなこと」を書く

まとめです。
原則、書きたいこと(=楽しいこと)を書くべきです。
そうすれば内容も濃く、読んだほうも楽しいです。
でも、それだけでは自己満足になります。
そこで「読者」を意識します。「書きたくて書けること」で、かつ自分も含めて「誰かの役に立ちそう」なこと。これなら広く発信する意味があります。
「書きたくて書けることで、役立ちそうなこと」をブログに書けばいいです。
そういうネタが頻繁にないかもしれません。でもいいのです。ハードルを上げると続きません。気軽に、自分にも誰かにも役立ちそうな、楽しいことを書けばいいのです。そう割り切って、気持ちはラクにして集合知に貢献したいものです。

後記

冒頭で述べた書籍は、本当に良書です。ちょっと批判っぽいニュアンスがあるので特定は避けますが・・・
為になる考え方やテクニックが濃密で、本記事にも反映しており、本当に感謝しています。
ブログの知識のみでなく、日本語をわかりやすく書く考え方が整理されており、ビジネスにも大いに使えます。