料理で食材の大きさや形はそろえたほうが良い!
こんにちは!
私が料理で食材を切るときに意識していることがあります。
それは「1つの料理について、どの食材も概ね同じくらいの大きさ、同じような形にする」ということです。
これは「大きさ」と「形」を「そろえる」というだけのシンプルで簡単な原則です。
つまり、食材の大きさや形はそろえたほうが良いです。
たとえば、青椒肉絲ならピーマンもタケノコも肉も全て細切り、カレーなら野菜も肉も乱切り、といった具合です。
と、実はドヤ顔で言うほどのことでもなく、自然とこのようにしている方々も多いと思います。
しかし意外と、この原則を意識せず「いくつかに切った」みたいなケースも見かけます。
たとえば、味噌汁なら
- ゴボウは細かい輪切り
- にんじんはいちょう切り
- ジャガイモは厚めの半月切り
といった具合です。
こうするとどうなるかというと、
- ゴボウは他の食材に比べて細かすぎるため歯ごたえや風味が感じられない
- にんじんはとジャガイモのサイズや厚みが違いすぎて、口の中にバランス良く入らない
といった弊害が発生します。
そうすると、せっかく味付けはよくても食材のサイズのバランスが悪いため、料理と味わいの接点である「口」に入るときに「マスキング効果」的な現象(控えめなものが目立つものにかき消される)や衝突が発生してしまいます。
とてももったいないことです。
こういったとき、食材を切るときに大きさや形をそろえるだけで、特に追加の手間もかからずに改善できます。
様々な食材の大きさや形をそろえると、次のようなメリットがあります。
- 具が口にバランスよく入り、おいしい。
- 見た目がよい (目でおいしい)
- タレが均等に絡みやすく、おいしい。
- 同じ食材については熱を均等に通しやすい (ムラがなくおいしい)。
和食、中華、フレンチは、原則そろえるようですが、イタリアンはあえて不揃いにするケースもあるようです。
食材の大きさや形をそろえることによるデメリットは、特に見つかりません。
あえて「不揃いが好き」というのでなければ、そろえるのが安心です。
というとこで、つまり、食材の大きさや形はそろえたほうが良い点についてご紹介しました。
この情報が役に立つと嬉しいです!