「栄養」「時短」「価格」の3つを料理のポイントにする理由
フルタイムで共働きしながら日々、家庭の朝ごはんや夕ごはんを作っています。
忙しいなか料理することにあたり、重要視しているポイントが3点あります。
「栄養」「時短」「価格」の3つです。
このポイントを1つずつご紹介します!
ポイント1: 「栄養」
同じ食べるなら、きちんと「栄養」を取りたいですよね。
特に育ち盛りにはしっかりと「栄養」を取ってほしいものです。
そのため「栄養」はとても重要視しています。
私が意識するのは「5大栄養素」です。
「5大栄養素」とは、
- (1) 炭水化物
- (2) タンパク質
- (3) 脂質
- (4) ビタミン
- (5) ミネラル
の5つです。
この5種類をできるだけバランス良く取ることで、身体が栄養を効率的にとれるといわれています。
バランスが偏っていると、個々の栄養素が多くても吸収されにくいのだそうです。
そのため、メニュー全体で5種全てがある程度含まれるように気をつけています。
私の場合、ガチガチに意識するのではなく、概ね次のような目安でザックリと役割を分担させています。
- 「主食」(ごはんやパン)は「炭水化物」
- 「主菜」(肉や魚のメニュー)は「タンパク質」と「脂質」
- 「副菜」(サラダなど)や「汁物」(味噌汁や野菜スープなど)は「ビタミン」と「ミネラル」
もちろん目安なので、他の栄養素が入っても重複があっても構いません。
少し意識するだけで、意識しなかった頃と比べるとバランスがいいです。
ザックリなので、自然に無理なくできています。
意識すると、食材の組み合わせも絞られるので、メニューを決めるのも早くなります。
あと、プラスアルファで、相性の良い栄養素にも少し気を配っています。(ご飯の炭水化物と豚肉のビタミンB1を一緒に取ると吸収されやすい、など)
なお、「5大栄養素」の内容については次の本で理解しました。
本当にわかりやすくオススメです。
- 第一人者といわれる方が監修
- カラーで図表も多い
- 説明も平易
- 具体例も豊富
- 評判もかなりよかった
- 「5大栄養素」だけではなく、栄養に関する考え方や食事の分量といった大枠の話から、各種脂質やビタミンといった栄養素の詳細まで、読みやすく整理されています。
ポイント2: 「時短」
フルタイムで働きながらの家事では「時短」はもはや必須だと思います。
仕事だけでなく、自分に投資する時間を生み出すためにも「時短」の工夫は重要です。
そのため、常に「時短」できる料理を意識しています。
私の場合、
- 得意な料理を認識して、それだけは速く作れるようにする
- 合わせ調味料(クックドゥなど)を活用する
- ごはんは寝る前や昼休みに予約炊飯しておく
といったところで、まだまだ精進したいです。
「レンジで時短」といった特集はよく見かけるのですが、どうも使いこなせていません。
じゃがいもなど根菜の下茹では少し役立ったことがあります。(レンジに下茹でさせながら別の調理)
なお、男性向けを意識した料理本がたまにありますが、大抵は全く参考にならずガッカリします。
私に合っていないだけかもしれませんが、やたら凝りまくった料理の特集が目立ちます。
こだわりの食材や道具をそろえて、手間暇かけて自慢の一品を作り上げる、という特集です。
私のような暮らしから見ると、日々の生活では全く実現できない独り趣味の世界かな、と思えます。
が、そういう方々にはとても合うと思うので、やはり単に私に合っていないだけですね。。。
なお「カット野菜」(カット済の野菜がビニール袋で包装されたもの。キャベツの千切りなどのサラダから、野菜炒め用、鍋用など、1〜数人前)を活用することも良くあります。
「カット野菜」は水洗工程により水溶性ビタミンがほぼ流出しているため、栄養面から見ると良くなく、本当はそれぞれの野菜を買って自分でカットするのが理想です。
しかし毎回それは困難なので、ある程度は割り切ってカット野菜「も」取り入れています。
ポイント3: 「価格」
毎日のことなので、できるだけお手頃の食材でおいしくつくれるのが理想ではないでしょうか?
そのため、料理にかかる「価格」をできるだけ抑えられるよう努めています。
私の場合、
- その日や翌朝の食材なら値引き品を買う(鮮度は見ます)
- お店やQR決済などのクーポンがあれば使う(アプリ見せるだけ、といった手間のないクーポンが理想)
- できるだけポイントがつくなど還元される方法で支払う(なので現金払いは基本なし)
といった点に注意しています。
なお、近所のチラシをチェックするのは時間対効果が低いと考え、やっていません。
ただし、生活していると「この食材はこのお店が安くて新鮮」といったことがわかってくるので、自然と節約できていそうです。
補足: 大前提は「味」
大前提なので最後にしましたが、3つのポイント以前の「大前提」として意識しているのは「味」、つまり「美味しさ」です。
栄養のバランスがよく速く安く作れても、美味しくないと食べるほうは辛いですし、それを受けて作る方も辛くなります。
なので、前述の3つのポイントを踏まえつつ、そもそもとして「美味しく作る」ということは意識し続けています。
料理サイトやアプリなどをチェックしても良いのですが、私の場合もっと手軽に、次のように取り組んでいます。
- 外食したときに美味しかったメニューや味付け、トッピングなどを真似する
- 自分が「美味しい!」と思える味にする
1つ目は子供のころから親がやっているので、私も真似しています。
2つ目は私独自で少し乱暴かもしれませんが、「作る人の特権かな」と開き直っていたりします!
美味しくするために意識しているのは、次の2点です。
- 味付け(主に「塩加減」)
- 食べごろ(多くの場合は「できたて」)
ガチガチに意識するというよりは、気にかけている、といった程度にしています。(でないと続かなかったり辛くなるので。)
「味付け」は調理能力、「食べごろ」(タイミング)は段取り能力なので、伸ばす能力が異なりますが、この能力を両輪にして美味しくなるよう日々努力しています!
まとめ
忙しい中で料理するポイントとして、私が心掛けている3つのポイントを紹介しました。
- ポイント1: 栄養
- ポイント2: 時短
- ポイント3: 価格
また、上記のポイント以前に「美味しさ」が大前提である点にも触れました。
これらのポイントが皆さんの参考になると嬉しいです!