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大学生活で後悔しない!「やっておけばよかった」私のNo.1は「海外留学」!

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こんにちは!

大学生活を後悔することなく過ごしたくありませんか?
多くの人にとって一度きりの大学生活、特に若いうちに過ごす大学生活は本当に一度きりです。
なんとなく過ごして終わってしまっては、とてももったいないことだと思います。

私も大学生活を経験しましたが、社会人になってから「あのときやっておけばよかったなぁ」と後悔することがあります。
その中でもダントツのNo.1は、なんと言っても「海外留学」です!

年単位でまとまった時間をとれるなんて、多くの場合、人生の前半では大学時代が最後です。
お金や家庭環境など、特に事情もなければ、「海外留学」は絶対にオススメしたいです。

今回は、この「海外留学」をやっておけばよかった理由について、熱く語ります。

海外留学しておけばよかった理由

海外留学しておけばよかったと後悔する理由は、次の2つです。

  • 外国語を超高効率に習得できるはずのチャンスだったから
  • 人生の視野を広げるはずのチャンスだったから

ひとつずつご説明します。

外国語を超高効率に習得できるはずのチャンス

外国語を習得するにはよく「その国で暮らすと早い」と言われています。
(ある語学学校の調査結果は見つかったのですが広告ページだったので、もう少し公的なデータを探し中。)

私は年単位の留学の経験はありませんが、就職後に海外出張(1週間~1.5ヶ月)や短期語学留学(1週間)の経験があります。
期間中の生活で街のスーパーで売り場を尋ねたり、観光地のスタッフ、駅員さんなどと話す機会がありました。
このとき、問答無用でその国の言葉で文章を即興で組み立てる必要に迫られます。
とにかく知っている単語で短い文章を組み、あとはジェスチャーでなんとかするしかありません。
こんなことを日々いろんなシーンで即興文章の組み立てを繰り返すことになります。
短い期間であっても、少しずつ頭が回るようになり、定型的なレスポンスも身につきはじめます。
そのため、滞在期間が長いほど経験を積めるわけで「こりゃ住んだら話せるわ・・・」と容易に想像できました。

そんな経験から、定性的には「暮らせば話せる」と思っています。
特に、教科書的な表現でなく、「今」「通じる」表現を使い回せるようになるのがよいですよね。

日本にはサバティカル(使途に制限がない職務を離れた長期休暇)といったスキル再生の制度が皆無なので、社会人になったとたんに業務以外での自己研鑽のスピードが落ちます。
もちろん、業務での自己研鑽はできますが、業務で外国語を使う機会がない場合は次のように習得する必要があります。

  • 自分で習得する
  • 無理矢理使う(ようにする)

通常は「自分で習得する」を、業務外で時間を捻出して実行することになります。つまり乱暴にいうと「片手間」です。すごく厳しい条件ですね。
※ちなみに「無理矢理使う(ようにする)」は、私の場合はアプリケーション開発チームでリーダ権限があったときに「ソースコードのコメントはすべて英語で書く」といったルールを作ってしまうこともありました。
 チームのメンバには今後のグローバリゼーションを踏まえた説明もしましたが、一歩間違えると単に「ハタ迷惑な上司」ということになります(なってた?)ので、要注意です・・・

社会人となった今となっては「片手間」で牛歩の習得を続けるのが精一杯ですが、学生の頃を振り返ると(諸事情で多忙な期間もあったものの)、ある程度まとまった期間を捻出できたように思います。
語学の重要性と、まとまった期間を確保する意識が、欠落していました。
ですので、今、学生生活を送っているのであれば「語学」「まとまった期間」は、是非とも認識してもらいたいと願っています。(私のようにならないように・・・)

ちなみに、この記事を書いている時点で、私には「できます」と入れる外国語はまだありません。
私の母語は「日本語」で、外国語については次のようなレベルです。

  • TOEICは650点前後をいったりきたり
  • HSK (中国語) は4級
  • TOPIK (韓国語) は2級

どれも、社会人になって海外出張を経験してから取り組みました。
社会人としてフルタイムで働きながらの勉強は、時間的にも体力的にも厳しい条件です。
家庭をもち、家事や子育てが始まると、ますます時間がなくなります(というか、ほぼないです)。
私の場合、仕事をこっそり自動化するなど効率化したり、子どもと寝落ちしたものの運良く目覚めたら勉強するなど、あの手この手で時間を捻出するしかありませんでした。
こういった経験からも、是非とも学生のうちになんとか「海外留学」のチャンスを手にしてもらいたいと願っています。

なお、日本にいながら擬似的な「留学」するチャンスとして、同僚や語学留学メンバから「オンライン英会話」を勧められました。
勧めて頂いた方々はみな英語が堪能な方々です。口をそろえていいといいますね。
私淑しましたソレイシィ先生もオススメしています。

(語学留学の際、機内や滞在時に役立ちました。即効性と達成感がありますね。感謝です。)

オススメされてすぐに、DMM英会話の無料体験を試したことがあります。
オンライン英会話はいくつかありましたが、講師の国籍が多様だったのは当時はDMMでした。
キャンペーンで7回やりましたが、私のレベルでは教材を使いつつ疑問に思ったことを英語で質問すると、

  • 文章の即興組み立ての練習になる
  • 英語ができる方の観点での、プラスアルファの情報が得られる

というメリットがありました。
当時は入会を見送りましたが、時期を見てアクションは起こしたいです。

人生の視野を広げるはずのチャンス

私が就職してから1年目の夏。
ありがたいことに海外出張の機会に恵まれました。
上海に1週間ほどです。
それまで中国はもちろん海外には全く興味がなく、出張も正直、面倒くさいほどでした。

しかし実際に海外に行ってみると「これまでの人生は何だったのか」というくらいに衝撃を受けました。
テレビで見るのと自分が体験するのとは次元が違います。

  • 着陸前の窓の外から目に飛び込む町並みの新鮮さ
  • 目にする文字も耳から入る言葉も異国のもの、スピードも抑揚も独特
  • 乱暴な運転(だけど上手い)と、どこもかしこも鳴なりやまないクラクション
  • 自国では感じたことのない、人々や街が放つ活気
  • レストランのおいしくて大量の中華料理とお酒
  • お弁当のおいしいおかずと、パサついて臭みのあるお米
  • 企業や学術の雑居ビルの窓から見える、隣の崩れかけた貧困住宅と半裸の住人

どれもこれも、すべてが新鮮で、興奮の連続でした。
そして重要なポイントは、良いとか悪いといった独善的な視点ではなく、とにかく「異なる」こと、それが「事実である」ということです。
「異なる事実を受け入れる」
私が重視している価値観のひとつですが、そもそも「異なる」「事実」が見えないと、受け入れようもありません。

自国に閉じて生活を続けたり、テレビやネットを見て「行った気」になっているだけでは到底得られない重要な経験でした。
海外に行ったことがなければ、是非とも海外に行ってみてもらいたいです。

私も、今後も機会を得るように努力して海外に行きたいものです。

余談: やっておけばよかった Top3

ここからは勢い余って余談です。
「やっておけばよかった」私のNo.1は「海外留学」ですが、Top3は何でしょうか?
興味ないですか?(・・・なかったらちょっと哀しい・・・けど大丈夫です!)
もしよろしければ、お付き合い頂けると嬉しいです。

さて、Top3ですが、実は年代を経て、少しずつ変わります。
なぜなら自分のやりたいことが少しずつ変わっていくからです。
と、言われてみれば当然ですよね。

それでは、5年ごとに区切った私の「やっておけばよかった」Top3を見てみましょう。

  • 2005-2010年
    • No1. 中国語
    • No2. 恋愛
    • No3. 金髪

それでは、年代ごとに見ていきます。

2005-2010年

社会人生活「2005-2010年」で、私の「やっておけばよかった」Top3は、次のとおりです。

  • No1. 中国語
  • No2. 恋愛
  • No3. 金髪

社会人の1年目、上海に海外出張してから中国語に興味を持ちました。
このときは長期滞在にはそこまで興味はなく、単純に話したい、という気持ちが強かったです。
上海には1週間ほど滞在しましたが、料理もお酒もおいしいですし、コンビニ(全家=ファミマとか、現地コンビニ)や大きなショッピングモールもあって過ごしやすかったです。
ただ、言葉が不自由なので個人商店や屋台などには手が出せず、もどかしかったです。

また上海に行っておいしい料理やお酒を楽しみたい

そんな思いで中国語を始めました。
当時、世界人口の1/4か1/5は中国人、というデータも後押ししました。

いまは英語学習にシフトして中国語はやっていませんが、中国政府が主導する中国語検定「HSK」の4級を取得できたことは、ちょっとした自信になりました。
ちなみに「HSK」4級の合格には「公認テキスト」をしっかりと読み込みました。

当時は初版でCDが付属しており、音声も聞きながらひとつひとつ、文法を習得していきました。
所見ではひとつ目の例文すら難解でしたが、文法が身についてくると単語を知らないだけで構文は推測できるようになってきたのものです。

加えて、単語力の強化として「合格奪取! 新HSK1~4級 単語トレーニングブック」を通読しました。

この単語帳は、いくつかある中で最も私に合っていました。
レイアウトがよく、例文もわかりやすかったためです。
私は声調を覚えにくいので、単語や例文に四声を朱書きで追加しながら読み込みました。

なお、No.2、No.3については、学生時代にやろうと思っていたのにできずじまい(叶わずじまい)だったことです。(チャラい?)

2011-2015年

会人生活「2011-2015」で、私の「やっておけばよかった」Top3は、次のとおりです。

きっかけは忘れたのですが、TOEICに目覚めました。
通勤中はとにかく「金のフレーズ (金フレ)」を聴いていましたね。

半年ごとに100点あがり、感謝しています。

ということでNo1.は、それまでの「中国語」から、英語圏も含めた「海外留学」に変わりました。
このころから、「あぁ、学生時代に留学しておけばよかったな・・・」と切に思うようになります。
英語で得られる情報量や鮮度は、日本語のみの場合と比べものにならないからです。

なお、No2.の株ですが、個人投資家が当時ブームだった気がします。
私は学生の頃、ネットオークションの出品の経験をかなり積んだのですが、もうけはほとんどなかったです。
そのため、株式を学んでおけばもっと儲けて、さらなる自己投資も存分にできたのかも・・・と思ったものです。

No3.の金髪は、”サラリーマン”としては一般的に不可能なので、未練ですね。
スーパーサイヤ人が好きですし・・・(当時は青髪、灰髪などはまだなかったです。)

2016-2020年

会人生活「2016-2020年」で、私の「やっておけばよかった」Top3は、次のとおりです。

No.1の留学ですが、これまで中国も気になっていたのが韓国に変わりました。
理由は、この頃に韓国の案件に1年くらい従事したのと、1ヶ月以上の韓国出張があって、韓国に興味をもったためです。
加えて、最初の韓流ブームが終わりかけのころで、帰省すると韓国ドラマDVDや韓流の本があちこちにあったこともあります。

中でも、とある夏休みに手に取った「1時間でハングルが読めるようになる本」は衝撃的でした。

ご高名なヒチョル先生の本です。
私の感想としては、さすがに「1時間」は言い過ぎかと思いますが「2~3日」あれば確実に読めます!(というか、読めて驚きました。)
なので、個人的には相当ヤバいすごい本です。そして猛感謝。
もちろん数日でスラスラとは行きませんが、1文字ずつ反切表(ハングルのあいうえお表みたいなもの)不用で読めるようになりました。
意図的に日本人向けの無理やりなこじつけもあり、それらも楽しみながら超効率的に覚えられます。
ちなみにハングルが読めるようになってしまった今となっては、妙なこじつけによる覚え方が悪さすることも全くなく、むしろあのとき早く覚えられてよかったという感謝のみが残っています。
なお、ハングルはよめても韓国語を読めるわけではないのが現状なので(アルファベットが読めても英語が読めるわけではないのと同じ)、今後も精進したいです。
韓国の方といろいろ会話してみたいものです。

No.2はガラッと変わり「数学」となります。
理由はズバリ「AI」です。
この頃、第3次AIブームが本格的になり、実用化が一気に進んでいます。
AIに携わるためには数学の知識が必須で、特に次の分野が重要です。

このあたりは実は、大学でひととおり習得できる機会がありました。
にも関わらず、講義をサボったり寝ていたりして、習得しませんでした。
当時は、目的が見いだせず、興味が持てなかったのです。

今になって、ようやく目的を見いだせました。
思い返せば、講義内容はニューラルネットワークや高度な代数学の研究にも関連していたので、単に私に見えていなかったかもしれません。

2020年以降、幸いなことにオンライン講義が一般的になり、学習しなおしやすくなりました。本当に助かります。
「そういえば聞いたことあるな・・・」
という程度のアドバンテージが、少し役に立っています。

No3.の金髪ですが・・・よく見ると当初から不動の3位ですね。
ですが、年を重ねるにつれ「金髪にするための髪が、そもそも少なくなってきた!」という、恐るべき事態に直面します。
なので、No3.ではありますが、髪色いじりしたい場合は是非とも、若いうちにやり倒してください!
後から髪色いじりたくても物理的に無理です!

まとめ

若干、余談が熱くなってすみませんが、今回は「海外留学」を学生時代にやっておけばよかった理由についてご紹介しました。
是非、後悔のない学生生活を謳歌してください!