毎日が時間切れ!

Time is up every day!

病気で別室休養するときに手物に置きたいもの

f:id:parupuntist:20210529160638p:plain
こんにちは!
私は数年に一度、発熱することがあります。
大抵は風邪です。(たまにインフルエンザです。)
そんなとき、家庭内の別室で休養し、集中して治します。

別室とする理由は次のとおりです。

  • 家族にうつさないようにするため
  • 回復を早めるよう、とにかく昼夜関係なく静かに眠るため

特に「眠り」は身体を回復させます。
(長年ゲームの世界の話だと思っていましたが、現実でした。眠ると体内の修復や回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されるそうです。)

ところで、家族にうつさないという目的があるので、いつものように自由に家の中を動けません。
何か欲しいものがあっても、その度に私の都合で家族の手を煩わせるわけにもいきません。
ただでさえ家事もできずに迷惑かけているわけですし…

そこで必要なものはまとめて手元においておくのが理想です。

今回は、私が病気で別室休養するときに手物に置きたいものをご紹介します。

手元に置くものの方針

私はとにかくどんなスキマ時間でも知的活動に充てたいです。
ただし、療養時の最優先事項は治すことです。

この2点を踏まえ、次の方針で置くものをリストアップしています。

  • 知的活動に必要な最低限のもの
  • 療養と回復に必要なもの

手元に置くもの一覧

それでは、手元に置くもの一覧を挙げます。

  • 情報機器
    • スマートフォン
    • 充電ケーブル
    • イヤホン (e-Learningや英語の発音確認などで活用)
  • 学びの道具
    • 書籍 (読み進め中の本など)
    • 筆記用具 (蛍光ペン、赤ペン)
  • 生活品
    • ティッシュとゴミ箱
    • スポーツドリンクとコップ
    • タオル (主に汗ふき)

これだけ手元に置けば、風呂、食事以外で動くのは日に数回のお手洗いくらいになります。

治すのが最優先なので、基本は寝ています。
ですが、起きている合間のスキマ時間があるので、この時間は勉強や情報収集したいものです。
そのため、情報機器や学びの道具は手元に置きたいものです。
ただし、娯楽だと誤解されたり理解を得られない可能性もあるので、自分で準備したほうが良さそうです。
倒れたときには持ちものといった余裕はないのですが、少し落ち着いてからサッと取りに行くか、一部は頼んで持ってきてもらっています。

私は頻繁に喉が乾きます。
自由に水分を取れないときついです。
そのため、スポーツドリンクとコップを手元に置きます。
私の場合、発熱などで倒れたときは水やお茶がいつもよりも飲みにくく、スポーツドリンクだとすんなり飲めます。

まとめ

今回は、私が病気で別室休養するときに手物に置きたいものをご紹介しました。

なお、繰り返しになりますが、風邪などの治る病気であれば、治すのが最優先だと思います。
スキマ時間での知的活動は構いませんが、基本はしっかり休んで(眠って)元気になることです。
休みながら活動するより、元気なときのほうが効率的ですし、休みが長引くと周囲にも迷惑がかかってしまいます。
風邪のような治る病気であれば、一気に集中して治すことが自分にも周りにもよいと思います。

ということで、この記事が参考になれば嬉しいです!

ふるさと納税のお米の相場とは?目安は1万円で10kg、1万円で20kgは高コスパ!

f:id:parupuntist:20210522152622p:plain
とっても簡単でお得な「ふるさと納税」。
私はもっぱら「お米」をメインに利用しています。
理由は、次の2点です。

  • 必ず食べるから
  • 日持ちするから

返礼品のお米が途切れたときの「つなぎ」としてお米2kgを、年に1回だけ買うか買わないか、という生活です。
家計が嬉しいのはもちろんですが、おいしいブランド米を食べられるところも嬉しいです。

ふるさと納税」のお米は、概ねブランドごとに相場があるようです。
私の経験からになりますが、大まかに次の傾向があるようです。

No. 相場 ブランド 備考
1 15~20kg / 1万円 コスパ価格帯 お得!
2 10kg / 1万円 相場価格帯 高い安いの境目の目安
3 5kg / 1万円 高級米 「魚沼産こしひかり」など

いろんな「ふるさと納税」サイトがありますが、同じ傾向のようです。
私は「楽天ポイント」がたまるので「楽天ふるさと納税」を利用しています。

ふるさと納税」の「お米」に特化したコスパランキングのサイトもいくつかありますが、私は次のサイトが便利だと思います。
実際の価格データに基づいてランキングされているのと、見やすさが理由です。

minatoku-time.com

furusato-toku.red

今後も各地のおいしいお米をお得に手に入れていきましょう!

スマホでメモを取るのが普通のことになると嬉しい

f:id:parupuntist:20210529020620p:plain
2019年頃、運転免許の更新に行った時のこと。
それなりに講習の内容は興味深いので、今回もメモを取ろうかなと思った。
メモはスマートフォン(Google KeepとかEvernoteとか)で取ろうかなと思っていたのだが、取り出す前にご高齢の講師が「スマホは禁止」と言った。
その理由はシンプルで「講習中にスマホでゲームするやつがいてけしからん」ということだった。
その理由を延々と講習の冒頭10分くらい、同じ内容を繰り返していた。

少し残念だった。
正直「狭窄だなぁ」「古いなぁ」「時代遅れだなぁ」と思った。
スマホ=ゲーム」だなんて、なんと短絡的なんだろう。
ITリテラシーが低すぎるのかもしれない。
また、実際の問題としてスマホでゲームする人が多いんだろうとも思った。

現実、スマホは「コンピュータ」だから、もちろんメモにも(それ以上にも)使えることは、考えるまでもなく明白だ。
こういった講習会でも普通にスマホでメモが取れるような世の中になると便利だな、と思った。
スマホを操作する姿が誤解を与えるというなら、例えばVRグラスなどが普及すれば、もっと自由になれるのかもしれない。
マイクでメモすることも十分可能だが、集合の座学には向かなそうだ。

結局、そのときはスマホはやめて気になる点を記憶して、警察署を出てからスマホでメモした。
毎度の感触から、そこまでガチガチにメモするような内容はなさそうだったし、実際なかったので問題なかった。

いまのところ、こういった禁止をする講習は他になく、もしかしたら既に問題ないのかもしれない。

高級ローラーボールペン「Acme」のリフィル(替え芯)を純正以外に交換!安くて高品質、太さも自在に!

f:id:parupuntist:20211128161602p:plain

アメリカの高級ローラーボールペンAcmeをご存じですか?
世界の有名デザイナーと積極的にコラボレーションした美しいデザインのペン軸を特徴とするブランドです。

私は所持しており、とても気に入っています。
ローラーボール本体の重量感が、気持ちの良い書き味を生み出します。

f:id:parupuntist:20210508233933j:plain

しかし、困った点が2つあります。

  • 純正のリフィル (替え芯) が、かなり高い (なんと800円!)
  • 太さが「太字」(0.7mm) しかない (細字が好きな私には困る)

そこで、純正品以外のリフィルを使えないか、いくつかのリフィルを試してみました。
結果、国産のローラボールペンやゲルインクペンのリフィルでAcme」にフィットする製品が2種類見つかりました。
インクのフローも良いですし、純正品よりも細字で、そのうえ安いので、私にとってはすごく快適です。

ということで今回は、Acme」にフィットする国産リフィル2種をご紹介します!

Acme」にフィットする国産リフィル2種

上述で私が見つけた「Acme」にフィットする国産リフィル2種を説明します。

「OHTO」社の「C-305 CERAMIC ROLLER REFILL」0.5mm

日本の老舗ペンメーカー「OHTO」社のリフィル「C-305 CERAMIC ROLLER REFILL」です。

C-305 Black C-305 Red

太さは0.5mmと、純正品の0.7mmより細いです。
価格も300円程度と、純正品(800円程度)より安いです。
私は赤色を使っています。
書き味が良く、発色もいいです。

ペン先のボールにセラミックを使用しているので、錆びることがありません。
また、水性インクですが非常に乾きにくい独自の構造を採用しています。

なお、本記事投稿時点では、公式ページに「欧州タイプのカートリッジと同規格ですが、当社の万年筆以外でのご使用はご遠慮ください。」と記されています。
文章前半の通り、同規格という点は裏が取れました。
ただし文章後半のとおり、「Acme」に入れる場合は自己責任になります。

なお、このリフィルは同社のローラーボールペン「LIBERTY」(1,000円程度)や「CELSUS」(1,500円程度)に採用されています。

LIBERTY CELSUS

実は「LIBERTY」を2本、持っています。
高級路線デビューとして「Acme」よりも前に購入しました。
高級路線のローラーボールペンの中では非常に安価ですが、程よい重さと滑らかな書き味が心地よいペンです。
ただ、「LIBERTY」はグリップ(書くときに持つところ)がゴム製なので、多少の経年劣化があります。
(ただし、数百円のペンのようにベタベタになることは、数年たってもありませんでした。)
今は「Acme」もありますが、たまに使用します。

「Pilot」社の「LP3RF」(「Juce up」シリーズのリフィル) 0.3mm~

日本の老舗ペンメーカー「Pilot」社のリフィル「LP3RF」です。

LP3RF Black LP3RF Red

価格は、なんと1本あたり100円程度です。安すぎる!
文房具屋さんや大型書店に行けば、ばら売りで1本から買えます。
店舗になければ、取り寄せできる場合もあります。

また、色は定番のブラック、レッドのほか、万年筆調のブルーブラックもあります。

なお、このリフィル「LP3RF」は、同社のゲルインクボールペン「Juce up」シリーズのリフィルになります。
「Juce up」の超絶なめらかな書き味が、まさに定評ある三菱鉛筆の「ジェットストリーム」を彷彿させます。
滑るように書けて、発色も良く、にじみもない、すばらしいインクとペン先です。
私は「Juce up」も「ジェットストリーム」の書き味も発色も大好きなのですが、ペン自体が軽いプラスチックなのが好みではありません。
そのため、「Juce up」のリフィルが「Acme」に入ってしまうなんて、私にとっては本当に夢のようです。

補足情報

補足的な情報を記します。

多少の微改造が必要な場合も (といっても少し端を削るだけ)

Acme」へのリフィルの入れ替えについて、基本的には無改造で入れてみて、入ればOKです。
ですが、「Acme」の形状によっては、多少の微改造が必要な場合があります。

Acme」のローラーボールには次の2種類があります。

  • 円柱形 (円柱のような形): Cylinder Type命名します
  • 葉巻形 (葉巻のような形): Cigar Type命名します

f:id:parupuntist:20210508224119p:plain
※円柱形、葉巻形、は今回の分類のために私が勝手につけた名前です。

リフィルを交換巣には「Acme」のキャップを外して・・・
f:id:parupuntist:20210508225027p:plain
グリップ(ネジ式)を回してペン軸を取り外し・・・
f:id:parupuntist:20210508225050p:plain
リフィルを交換してペン軸を戻します。
f:id:parupuntist:20210508225109p:plain
このとき、上図のようにピタッと元通りに戻ればOKですが、次のように少し隙間が空いてしまう場合があります。
f:id:parupuntist:20210508225210p:plain

その場合は、少しリフィルの末尾 (プラスチック部分) をカッターなどで削ると入りました。
f:id:parupuntist:20210508230106p:plain

なお、ペン軸の末尾にはバネ (spring)が入っています。
f:id:parupuntist:20210508230828p:plain
無理に押し込みすぎるとバネが変形する可能性があります。
隙間があいてしまったら無理に押し込まず、リフィルを削るなどし、万が一それでも入らなければやめておいた方が良いです。

ちなみに私は、「円柱形」のローラーボールは無改造でリフィルを交換できました。
「葉巻形」のほうは、リフィルを多少削る必要がありました。
(「円柱形」と異なり端がすぼまって狭くなっているため、「葉巻形」は無改造だとリフィルが干渉してしまうようです。)

文具店や書店でリフィルを買うときは店員さんに聞くのがおススメ

文具店や書店でリフィルを買うときは、文具店や書店で買うときは店員さんに聞くのがおススメです。
なぜなら、店舗のペン売り場にリフィルを展示してあることはあまりないためです。
私の経験上、リフィルが置いてあるところは次の3カ所でした。

  • レジ裏や倉庫
  • 陳列棚の下の在庫引き出しの中
  • 該当ペンの売り場とは別の一角の、リフィル専用コーナー

そのため、大抵は店員さんに聞くのが早かったです。

まとめ

今回は、Acme」にフィットする国産リフィル2種をご紹介しました。
リフィルを交換できるペンは、文房具好きの私には愛すべき存在です。
デフォルトのインクがよければそれでOKなのですが、そうであってもなくても、いろいろな可能性を試せて、楽しいからです。
皆さんも「Acme」をお持ちでしたら、今回ご紹介したリフィルをチェックしてみてください!

「アロマ・スプレー」の透き通るような華やかな香りでマスクを楽しく快適に!

f:id:parupuntist:20210507202253p:plain
長時間のマスクは気持ち悪くありませんか?
2020年、コロナ禍になってから外出時は基本的にマスクを付けっぱなしになりました。

つけはじめは少し邪魔ですよね。
また、ずっとマスクをつけていると、においがこもってきて早く外したくなってくるものです。

そんな悩みを解決するための方法のひとつに「アロマ・スプレー」があります。
アロマオイルをマスクの内側にサッと吹きかけることで、マスクをつけたときに爽やかな香りが内側いっぱいに広がるというものです。

今回、私が実際に愛用しているオススメの「アロマ・スプレー」をご紹介します。

なお、「アロマ・スプレー」を使用する際、マスクの内側に吹きかける位置も地味に重要です。
位置が不適切だと、香りが弱かったり強すぎたりします。
そこで、私なりの目安ですが、マスクの内側に吹きかけるオススメの位置についても併せてご紹介します。

「Aroma Broom」の「D+S Effective Aroma」

天然エッセンシャルオイルで有名な「Aroma Broom」ブランドから「D+S Effective Aroma」というアロマ・スプレーが発売されています。

「D+S Effective Aroma」は2種類あります。
次の(1)(2)です。

  (1)
ノーズ・クリア
(2)
ノーズ・クリア
(ミントシトラスの香り)
外観
特徴 炎症ケア系の精油でほのかに爽やかなシトラス調 ミントの爽やかさと柑橘系の甘さをブレンド
成分 エタノール

グリセリン
ユーカリ葉油
ペパーミント葉油
リトセア油
ニアウリ油
ティーツリー葉油
ラベンダー油
エタノール

グリセリン
レモン油
ペパーミント葉油
レモンマートル油
スペアミント葉油
和ハッカ葉油
容量 30ml 30ml
香りの強さ
(目安)
弱め 普通

私は、香りが爽やかで強めなほうが好みなので、(2)を使っています。

殺菌効果のあるエタノールを含んでいるため、清潔感もあります。

マスクの内側に吹きかけるオススメの位置

私がオススメするマスクの内側に吹きかける位置の目安は、下図のとおりです。
マスクの内側に吹きかける位置の目安

個人的には、鼻元あたりに吹き付けておくと、最初は少し強いのですが調度よかったです。
口元や頬あたりなど、別のところにつけてしまうと、香りが半減以下になってしまい、もったいなかったです。

「Perfect Potion」の「refresh mask spray」

天然エッセンシャルオイルで有名な「Perfect Potion」ブランドから「refresh mask spray」というアロマ・スプレーが発売されています。

外観
特徴 柑橘系の優しくも爽やかな香り
成分 エタノール(植物由来)

リモネン
ライム油(冷圧搾)
スイートオレンジ油
ロー ズマリー葉油
マンダリンオレンジ油
容量 25ml、50ml
香りの強さ
(目安)
弱め

こちらも殺菌効果のあるエタノールを含んでいるため清潔感があります。

マスクの内側に吹きかけるオススメの位置

私がオススメするマスクの内側に吹きかける位置の目安は、下図のとおりです。
マスクの内側に吹きかける位置の目安

個人的には、鼻元あたりに吹き付けておくと、最初は少し強いのですが調度よかったです。
口元や頬あたりなど、別のところにつけてしまうと、香りが半減以下になってしまい、もったいなかったです。

天然ハッカ油

100%天然エッセンシャルオイルの「天然ハッカ油」も私が愛用するマスク・スプレーの1つです。
エタノールは入っていません。
香りの強さが半端ないです。

「天然ハッカ油」については、香りなど詳細をご紹介した別の記事がありますのでご参照いただけると嬉しいです。

「天然ハッカ油」は安価で万能な安全アロマ!マスクや枕元、首元などにつけてリラックス! - 毎日が時間切れ! (hatenablog.jp)

parupuntist.hatenablog.com
私は「ペパーミント商会」の「天然ハッカ油」を使っています。
マスク以外にも日々のリラックスに活躍します。

マスクの内側に吹きかけるオススメの位置

私がオススメするマスクの内側に吹きかける位置の目安は、下図のとおりです。
マスクの内側に吹きかける位置の目安

個人的には、口元あたりに吹き付けておくのが、調度よかったです。

天然ハッカ油は半端ない香りの強さなので、鼻元につけると大惨事です。
鼻が恐ろしくスースーしてむせてしまい、呼吸によって目も涙ぐみます。
口元や顎元あたりにつけておけば、そんな大惨事には及ばず、かなりの長時間、心地よくペパーミントの香りがマスクの内側を満たしてくれています。

そんな天然ハッカ油を、私は頻繁に活用しています。

まとめ

今回、私が愛用しているオススメの「アロマ・スプレー」をご紹介しました。
また、私なりの目安ですが、マスクの内側に吹きかける位置についても併せてご紹介しました。

いくつかご紹介したので、ここで香りの強さをまとめておこうと思います。
香りの強さをまとめる、次のとおりです。

ブランド 製品名 香りの強さ
Aroma Broom D+S Effective Aroma ノーズ・クリア 弱め
Aroma Broom D+S Effective Aroma ノーズ・クリア
(ミントシトラスの香り)
普通
Perfect Potion refresh mask spray 弱め
ペパーミント商会 天然ハッカ油 最強

なお、人間の嗅覚は慣れが尋常でないくらいに発達しています。
そのため、悲しいことに、ほどなく鼻が利かなくなり、最初につけた時ほどの香りは感じられなくなります。
ただし、呼吸のタイミングでふいに感じたり、風が当たって香ったり、と、気持ちの良い香りはある程度は持続します。
しかし香りがなくなったときにリフレッシュしたいとき、再びスプレーをプッシュできると便利です。
今回ご紹介したスプレー(25ml、30ml、といった小瓶)のタイプはポーチやバッグでの持ち運びにも調度よいサイズですので、外出のお供にできます。

是非、皆さんも活用してみてください!

育児本の3つのカテゴリと、おススメのカテゴリとは?

f:id:parupuntist:20210506185348p:plain

2010年の前半くらいに育児に関する本について調査したことがあります。
育児は初めての経験だったため、専門家の知見が凝縮されている書籍を広く調査し、必要なものを取り入れるのが有効かつ効率的だと考えました。
そこで、著者の経歴なども確認しながら新品、古本、図書館、を問わず数十冊ほどの書籍の内容をチェックし、うち十数冊は購入して通読しました。

調査と熟読を進めるうちに、育児の本は3つのカテゴリに分類できることに気が付きました。
そこで今回は、私なりの育児本のカテゴリ3つと、その中でも私がオススメするカテゴリについてご紹介します。

3つの分類とは

分類の基準として、子供を育てる上で「最も重要視することは何か」という点でカテゴリを分けました。
この「最も重要視すること」が、3つのカテゴリ間でもはや相容れないくらいに異なっています。
具体的には次の3つです。

  • 一番重要なのは「親の体面」
  • 一番重要なのは「学力」
  • 一番重要なのは「子どもの幸せ」

結論からすると、私がオススメするカテゴリは3つ目の「子どもの幸せ」を最重要としているカテゴリです。
それではカテゴリを順に見ていきます。

一番重要なのは「親の体面」

このカテゴリに分類した書籍では、子育てにおいて最も重要なのは「親の体面」であると受け取れる内容になっていました。
これらの書籍で主張している最重要ポイントは、次のとおりです。

  • 世の中に出しても恥ずかしくない子にすべき
  • 世の中に迷惑をかけるな
  • そのために子どもにしつけをせよ

確かに重要なポイントではあると思いますが、「最重要」かといわれると個人的には違和感があります。
なぜなら、主眼に据えているのが育てるべき「子ども」ではなく、「親とか社会」になっているからです。
確かに社会に属する以上、その社会での規範は重要ですが、子育ての主役ではないと思います。

また、書籍の中では「しつけがなっていないと親が恥ずかしい」といった内容も散見されました。
とにかく「しつけ」ファーストな価値観です。
親や社会の都合を最優先に、とても堂々と諭すように説いていたのが印象的でした。

また、心を通わせるコニュニケーションの一部を一方的に「甘え」と断じて突き放すよう薦める場面もありました。
このように育てられたことはないのですが、こういう育て方をしたらどうなってしまうのかと怖くなります。
自己肯定感が不当に低くなってしまうなど、弊害が出そうです。

なお、このカテゴリにあてはまる書籍は数冊あったのですが、私の見た限りどれも同一の著者1人でした。
そして非常に驚いたのが、この著者は当時かなり大きな育児団体の代表だったことです。
かなり有名な方のようで、似たような育児本を多数出している他、テレビ出演も何度かあったようです。

私がチェックした数冊の書籍は当時そんなに古くもなく、後述する他の分類の書籍とも出版時期はほとんど同じでした。
私が大切にしている価値観とは全く合わないので中身の調査のみで購入することはありませんでした。

一番重要なのは「学力」

このカテゴリに分類した書籍では、子育てにおいて最も重要なのは「学力」であると受け取れる内容になっていました。
これらの書籍で主張している最重要ポイントは、次のとおりです。

  • 親子のコミュニケーションは必要最低限とすべき (でないと甘ったれる)
  • とにかく勉強させて偏差値の高い大学に入れるべき (偏差値の高い大学に入ることが直近のゴール)

このカテゴリにあてはまる書籍は、数名の著者のものを確認しました。
有名な個人進学塾の代表などが、自分の塾方針や塾生などを例にして、説いていました。
今思えば宣伝だったのかもしれません。

この人たちは前述のカテゴリ(一番重要なのは「親の体面」)に輪をかけて親子のコミュニケーションに否定的だったのが印象的でした。
こう育てられたことはないのですが、こういう育て方をしたらどうなってしまうのかと怖くなります。
学力はとても高いのに自己肯定感が極端に低いまま大人になってしまった事例が想起されます。

こちらも、私が大切にしている価値観とは全く合わないので中身の調査のみで購入することはありませんでした。

一番重要なのは「子どもの幸せ」

このカテゴリに分類した書籍では、子育てにおいて最も重要なのは「子どもの幸せ」であると受け取れる内容になっていました。
自分が幸せなら周りも幸せにできる」といった考え方をベースに、まずは「子ども自身が幸せになる」ことを主眼に置いています。
現実をきちんと認識させながらも、コミュニケーションを適切にとり、子どもの自己肯定感を高めていくことを奨励しています。

この考え方は当時、私が会社で受講していたビジネススキル研修の内容や、ビジネス系の自己啓発書の数々の内容ともシンクロしていました。
当時のヒューマンスキルのトレンドだった「傾聴」「コーチン」「アサーティブな姿勢」といった考え方も含まれていました。(用語は使っていませんでしたが、考え方は同一でした。)
つまり、当時の人材育成の考え方を子供に言い換えているだけで、ビジネス書と全く同じことを説いていました。
これは「おとな(上司・部下の関係など)でも子ども(親子関係)でも、人間の本質は同じ」なのだと思っています。

補足ですが、日本とか海外とかも無関係のようでした。
というのも、育児の本もビジネスの本も、日本も海外も関係なく、口をそろえて上記の内容を主張していたためです。

これらの本は、私が大切にしている価値観と同じ方向を向いており、子育てをサポートしてくれそうだと判断しました。
(もちろん、問いかけや取捨をしながら読み、取り入れ可否や取り入れ方を判断する必要があります。)
次々と書籍を購入し、通読しながら子育てに役立てました。
(よかった本については、機会があればご紹介できればと思っています。)
この結果が良い方向に働いていると良いと思っています。

ちなみに上述までの2つのカテゴリ(一番重要なのは「親の体面」「学力」)では、コミュニケーションを適切にとることで自己肯定感を高めるような考え方は全く出でてこないか、時には否定的でした。

10年ほどたった2020年代前半の現在では、当時のヒューマンスキルのトレンドは人材育成の枠を飛び出し、チームビルディングやイテレーション開発などにおいても、ベースの考え方として定着しているように見えます。

まとめ

今回は、私なりの育児本のカテゴリ3つと、その中でも私がオススメするカテゴリについてご紹介しました。
私なりのカテゴリは、次の3つです。

  • 一番重要なのは「親の体面」
  • 一番重要なのは「学力」
  • 一番重要なのは「子どもの幸せ」

私がオススメするカテゴリは3つ目の「子どもの幸せ」を最重要としているカテゴリです。

初めて育児を経験する場合、情報がほとんどないと途方に暮れると思います。
そんなとき、何かしらの役に立てば幸いです。

格安で高品質な万年筆「Preppy」を使い倒す!オススメする3つの理由と、2つの便利技とは?

f:id:parupuntist:20211128160711p:plain

「万年筆」は好きですか?
私は大好きです。

ローラーボールのペンと異なり、書くときにある程度ガリガリっとした抵抗感があるので、止め、はね、が自然とうまくできます。(※1)
そのため、少し文字が上手に書けるところが気に入っています。

そんな「万年筆」が数百円で手に入るとしたら、どうでしょうか?
「万年筆」というと非常に高価なイメージがあるかもしれません。
しかし、実は安価なシリーズがいくつかあります。

なかでも、日本の老舗メーカーであるプラチナ万年筆の「Preppy (プレピー)」シリーズは、数百円という爆安ながらも高品質な万年筆です。

ペン先にも妥協のない素材(万年筆では定番のイリジウム合金)を使用している点からも、しっかりとしたメーカーのこだわりがうかがえます。

さらに、上位アイテムの「PLAISIR(プレジール)」の軸に換装すれば、手軽に高級感が得られます。

f:id:parupuntist:20210528132649j:plain

今回は、私が愛用している万年筆「Preppy」について、オススメできる3つの理由と、2つの便利技をご紹介します!

(※1) ただしペン先や紙質にもよります。硬めのペン先と、少し粗めの紙質だといい感じです。今回紹介する万年筆「Preppy」で私が最も心地よかった紙は、トラベラーズノートです。

オススメできる3つの理由

「Preppy」をオススメできる3つの理由をご紹介します。

好きな点1: とにかく安い!

まず「Preppy」の最大の特徴は、その「安さ」だと思います。
昔は1本で200~300円くらいでしたが、今は値上がりして400~500円くらいで買えます。
あの「万年筆」が「ワンコイン」ですよ?
と聞くと「安かろう悪かろう・・・」というイメージがわくかも知れませんが、そんなことは全くなく、非常に本格的な万年筆です。
後述しますが、書き味は抜群です。

「万年筆」と聞くと数万円といったイメージがあるかもしれません。
しかし今はこういった数百円のものから数千円、数万円と、非常に多彩です。

数百円の万年筆なら、どんなものか初めて試してみたい、といったケースでも安くて気軽に始められます。

また、仮に壊れたとしても、気軽に買い換えられます。
(ただし私は数年使っていますが、全く壊れる気配がないです。)

好きな点2: 書き味が良い!

「Preppy」は書き味が良いです。
数百円という破格の安さにも関わらず、非常にクオリティが高いです。

インクのフローもきっちりと制御されており、ペン先の書き味も抜群です。
これを使い始めて、私はローラーボールペンに戻れなくなっています。

前述のとおり私は何年か使っていますが、とても丈夫で、壊れるような気配はありません。

ペン先が詰まらない工夫があり、毎日使っていれば詰まることはまずありません。
私は一時、数ヶ月ほど使わない期間があって、ペン先が詰まってしまったのですが、詰まったペン先を濡れたティッシュや綿棒で十分に濡らしてインクを溶かすことで復活しました。
(水を含ませたディッシュで何度かペン先をこすって固まったインクを溶かし、何度も試し書きしてみて、一晩おいたらどれもよみがえりました。)

好きな点3: 極細がある!

「Preppy」には極細(FE)のペン先があります。
ここで、そんなの普通じゃん?と思われるかも知れませんが、実は万年筆によっては極細(FE)がないシリーズもあります。

私はノートが小さかったり、細かい字を書くのが好みなので、極細(FE)という条件は私にとってマストです。
そんな条件を満たしてくれる「Preppy」はとても気に入っています。

さらに便利に使える2つの方法

「Preppy」をさらに便利に使える2つの方法をご紹介します。

便利技1: 金属軸の1,000円万年筆「PLAISIR (プレジール)」に換装できる

「Preppy」の兄貴分となる同社(プラチナ万年筆)の万年筆に「PLAISIR (プレジール)」シリーズがあります。
プラスチック軸の「Preppy」と異なり、「PLAISIR」は金属軸で美しい色に塗装されています。
また、「PLAISIR」には時折「限定カラー」が発売されるところも、文具好きの心をくすぐります。

「PLAISIR」の価格は1,000円程度です。(ただし限定カラーは1,500円とか3,000円など様々です。 )
「Preppy」の数百円とことなり1,000円程度ですが、万年筆としては格安の部類に属します。

さてこの「PLAISIR」ですが、同社の「Preppy」とペン先のユニットが同一なので、容易に換装できます。
なので、とても簡単に美しい金属軸の「PLAISIR」へ「Preppy」とペン先を入れられます。
つまり「Preppy」を簡単に「PLAISIR」化できるのです。
f:id:parupuntist:20210528132955j:plain

そこで次のような疑問かわくかもしれません。

「だったら最初からPLAISIRを買えばいいのでは?」
「なぜわざわざPreppyのペン先をPLAISIRに入れるの?」

実は理由があります。

その理由は、次のとおりです。

  • 私は、ペン先が極細(FE)でないと嫌です。
  • 「PLAISIR」には極細(FE)のペン先がラインナップされていません。
  • そのため「Preppy」の極細(FE)のペン先を「PLAISIR」に入れることで「PLAISIR 極細(FE)」としました。

「Preppy」は好きなのですが、プラスチック製のおもちゃのような軸は好みではありません。
なので私は「PLAISIR極細(FE)」を作って愛用しています。

便利技2: カーボンインクも使える

カーボンインクを知っていますか?
カーボンが配合された「真っ黒」なインクで、公式書類のサインなどにも使える、水にも強いインクです。
同社から「Preppy」に合う形状のカーボンインクが発売されています。

「Preppy」には非推奨だった気がしますが、このカーボンインクを使うことは、私はできています。

ちなみに「Preppy」に付属のインクはカーボンではなく水性インクです。
ブルーブラックや赤、青、緑など、色数が多い水性インクはとても役だっています。
ですが、公的な書類などにつかえるカーボンインクも、1本もっていると大変重宝します。

なお、あまり細いペン先でカーボンインクを使うとペン先が詰まる恐れがあるそうです。
私は「Preppy」の極細(FE)で無事、数年以上は使えていました。
その後、未使用期間が半年ほどあり、乾いて詰まってしまいましたが、前述のティッシュや綿棒をぬらしてこする方法で復活できました。

ちなみに私は、「Preppy」の極細(FE)にカーボンインクを付け「PLAISIR」化して使っています。
見た目は次のようになります。
f:id:parupuntist:20210528133330j:plain

この黒のつや消し「PLAISIR」は、2019年の限定カラー「ブラック・ミスト」です。

まとめ

f:id:parupuntist:20210528133943j:plain
今回、私が愛用している万年筆「Preppy」について、オススメできる3つの理由と、2つの便利技をご紹介しました。
ご参考になると嬉しいです。皆さんもよい万年筆ライフを楽しんでください!