昨年、書店で偶然「地政学」に関する本に出合いました。
「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」という本です。
「地政学」とは、国家の思惑は地理的な条件に依存する、という考え方に基づいた学問です。
「地政学」がわかると、次のようなニュースにも「だからこの国はこういうことをするのか」と、感情ではなく頭で理解できるようになります。
頭で理解できると、次に「この国はこういう理由でこういうことをしそう」(良し悪しや好き嫌いではなく、理屈がわかる)といった推測も可能になってきます。
私は学校で(少なくとも義務教育では)地政学を学んだ経験はありませんでした。
こういう知識やものの見方は、教育に組み入れるべきものに思います。
遅くとも中高生頃には知っておきたかった学問に思いました。
この本はとても読みやすく、スルスルと頭に入ってきました。
知らないことが多かったのと、納得感が大きかったので、とても満足しています。
余談ですが、書店や図書館に行くと、関心のなかった分野への興味や知識が広がることがあり、楽しいです。
コロナの外出自粛であまり行けていないので、少し残念です。