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「地政学」で領土問題など各国の動きの背景が理解できる!

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昨年、書店で偶然「地政学」に関する本に出合いました。
「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」という本です。

地政学」とは、国家の思惑は地理的な条件に依存する、という考え方に基づいた学問です。
地政学」がわかると、次のようなニュースにも「だからこの国はこういうことをするのか」と、感情ではなく頭で理解できるようになります。

  • 北方領土」「尖閣諸島」「竹島」にそれぞれの国がなぜ注目するのか
  • アメリカや中国が周辺国家を巻き込みながら牽制や規制をしあっている理由
  • 海の要所や包囲網の種類や存在理由

頭で理解できると、次に「この国はこういう理由でこういうことをしそう」(良し悪しや好き嫌いではなく、理屈がわかる)といった推測も可能になってきます。

私は学校で(少なくとも義務教育では)地政学を学んだ経験はありませんでした。
こういう知識やものの見方は、教育に組み入れるべきものに思います。
遅くとも中高生頃には知っておきたかった学問に思いました。

この本はとても読みやすく、スルスルと頭に入ってきました。
知らないことが多かったのと、納得感が大きかったので、とても満足しています。

余談ですが、書店や図書館に行くと、関心のなかった分野への興味や知識が広がることがあり、楽しいです。
コロナの外出自粛であまり行けていないので、少し残念です。